『ヴェニスの商人』 シェイクスピア(新潮文庫)

ヴェニスの商人 (新潮文庫)ヴェニスの商人 (新潮文庫)
(1967/10)
シェイクスピア

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書名:ヴェニスの商人
著者:ウィリアム・シェイクスピア
訳者:福田 恒存
出版社:新潮社
ページ数:176

おすすめ度:★★★★★




ヴェニスの商人 [DVD]ヴェニスの商人 [DVD]
(2006/04/05)
アル・パチーノ、ジェレミー・アイアンズ 他

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シェイクスピアの喜劇作品として最もよく知られているのがおそらくこの『ヴェニスの商人』だろう。
右はシェイクスピア作品に対する造詣の深いアル・パチーノがシャイロックを演じた映画『ヴェニスの商人』で、概ね原作に忠実な中に、わずかに現代的な視点が盛り込まれている作品となっていて、ひょっとすると今日の日本人にはこちらの方が受け入れやすいものになっているのかもしれない。
いずれにしても、俳優陣や衣装などのクオリティーは大いに満足のいくものに思われたので、ぜひ原作と合わせて鑑賞いただきたい。

どうしてもお金が必要だという友人のために、ユダヤ人の金貸しシャイロックに借金を申し込んだアントニオ。
日頃から蛇蝎のごとくに毛嫌いしていたシャイロックだけに、てっきり法外な金利を請求するに違いないと踏んでいたアントニオだったが、シャイロックが担保として求めたものは意外なもので・・・。
『ヴェニスの商人』の優れたところとしては、登場人物の巧みな性格造形もさることながら、プロットの面白さも挙げることができ、おそらくは最後の一ページまで読者の関心を引きつけてやまないことだろう。
ヴェニスの商人 (岩波文庫)ヴェニスの商人 (岩波文庫)
(1973/01)
シェイクスピア

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ヴェニスの商人 (光文社古典新訳文庫)ヴェニスの商人 (光文社古典新訳文庫)
(2007/06)
ウィリアム シェイクスピア

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作品自体の知名度や読みやすさもあってか、『ヴェニスの商人』も翻訳の種類には事欠かない。
右には一例として岩波文庫版と光文社古典新訳文庫を挙げておくが、出版社や訳者に特にこだわりのない方には最も安価な新潮文庫版をお勧めしたい。

ハムレット』や『リア王』で知られるシェイクスピアは、どうしても悲劇作家としての印象が強いように思うが、軽いタッチの、それでいて読み応えのある喜劇作品も複数残している。
シェイクスピアの喜劇の中で、作品としても非常に優れていて入手も容易なのが『ヴェニスの商人』なので、シェイクスピアの喜劇作品に興味のある方はぜひ『ヴェニスの商人』から始めていただければと思う。
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